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いよいよ大詰めを迎えた社会人ドクターの軌跡.
無事に満開の桜を見ることができました.
【 感動のフィナーレ? 】
2月上旬,ついに最終審査の結果が出ました.
無事に博士号の取得が決定し,まさに感無量です.指導教官から合格の通知を聞いた瞬間,喜びと安堵の気持ちでいっぱいでした.もちろん,勤務先にも報告しましたが,数多くの祝福とねぎらいの言葉をいただきました.3年で到達できる予定でしたが,残念ながら延長を2回繰り返し,計5年かかりましたから,勤務先もホッとしたことでしょう.そして,想像以上の過度のストレスから急激に髪も薄くなり,5年間の死闘が目に見える形で残りました.
3月下旬,いよいよ卒業式および学位授与式です.
大学時代の母校ではありましたが,社会に出てから数年後に再び,大学院の卒業式を迎えることができ,不思議な気持ちでした.学位授与式には私と同じような社会人ドクターの姿もありました.私が所属していた研究室には,社会人ドクターとして苦学を共にした後輩がいましたが,同じ日に学位授与式に参加でき,一緒に写真を撮ったり,指導教官や学科内の先生方と話をしたり,楽しい時間を過ごすことができました.
ひとりずつ教壇に向かい,学位記を手渡しされるのですが,随分と気が動転し
て,立ち位置を間違えてしまいました.そのくらいの喜びだったのです.
頂いた学位記には,
「本大学大学院理工学研究科○○専攻の博士課程所定の単位を修得し,学位論文の審査ならびに最終試験に合格したことを証し,博士(工学)の学位を授与する」
と記載されています.
念願そして感動の博士号取得の瞬間でした.
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