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予備審査,専攻会議,審査会と難関を突破し,いよいよ,最後の発表を残すのみとなりました.
それが「公聴会」です.
【 公聴会は最後の発表! 】
苦節5年の集大成として,最後の発表の場である「公聴会」を迎えました.
公聴会は,事前に,学内の掲示板と大学のホームページにアナウンスされていることもあり,関係者以外の一般聴講も可能となります.社会人ドクターであれば,勤務先関係者が聴講することが多いようです.せっかくの晴れ舞台ですから,一人でも多くの方に聞いていただけると嬉しいと思います.
公聴会の数日前に,指導教官から最後のアドバイスをいただきました.
「この方が論文のまとまりは良いと思います.しかし取り組んだ動機が実務からで,それを一般化したのだというメッセージを忘れないように.在職ドクターの意義がそこにあるはずです.○○先生(共同研究スタッフの先生)の手伝いをしたというイメージにならないように,主体性を持った発表にしてください.」
最後の発表ということで,5年間のいろいろな思いを込めて,発表資料の修正に熱が入りました.数々の修羅場を経験していることもあり,発表の仕方も他人から数多く学びました.例えば,真面目な発表スライドの中に,時々,息抜きできるようなスライドを用意するといった工夫をしました.そのひとつが,自宅で飼っていた愛犬の画像でした.研究に疲れた時の癒しでしたが,実は,神様の悪戯か,博士号取得後に急死してしまいました.
私の公聴会は,聴講者の数は少なかったものの,納得のいく形で最終発表が出来て良かったと思います.あとは,「最終審査」を残すのみです.この時点では,自分自身で何かをすることができない状況ですから,とにかく吉報を待つのみです.
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