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「社会人ドクター」という言葉は,「社会人」と「ドクター」の2単語から構成される言葉です.
しかし,これだけでは意味がさっぱり分かりません.
それぞれの単語が持つ意味を考えながら,「社会人ドクター」について理解を深めていきましょう.
【 ドクターって医者なの? 】
一般的に,ドクターという言葉は「医者」を連想させます.病院のお世話になっていない人でも「ドクター=医者」というイメージを持っていることでしょう.ところが,ドクターにはもうひとつの意味があります.
それは,「博士」です.
読み方は,(はかせ)と(はくし)のどちらでも良いのですが,(はくし)は学位として正しい読み方になります.例えば,「博士課程(はくしかてい)」のような感じです.逆に,(はかせ)は「○○博士(○○はかせ)」のような時に使います.高尚な読み方なら(はくし),俗称なら(はかせ)という感じでしょうか.
【 社会人って何? 】
次に,「社会人」について定義してみましょう.
このサイトで扱う「社会人」とは,学生を経て社会に参加している人,もう少し狭い意味で言えば,働いている人ということになります.民間企業に勤務する人,自営業の人,公務員など,いろいろと仕事内容は異なります.
「社会人」と「ドクター」のそれぞれの意味が分かったところで,「社会人ドクター」についてまとめてみますと次のようになります.
【 社会人ドクターとは○○だ! 】
社会人ドクターとは,
『社会人としての立場を保ちながら,「博士」を目指して大学院に在籍し,勉学や研究に励む人』
ということです.大学によっては,「社会人ドクター」と同じ意味で「在職ドクター」と呼んでいるところもあります.
ここで勘違いしてはいけないのですが,社会人ドクターは,あくまでも学生であって,博士号を取得した人ではありません.これから取得する人のことを指していますので,厳密に言えば,「博士」ではなく,「博士候補」くらいの意味になります.
どちらにせよ,社会人ドクターは大変(多忙?)な立場にある人だということです.まるで,2つの肩書きを持って生活しているようなものですから,「二足の草鞋」を履いているようなものといえるでしょう.
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