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社会人ドクターを目指す方は,現在の状況と今後予想される展開を冷静にイメージしておくことが必要になります.
特に,既婚者は通常の仕事に加え,家庭生活もあるわけですから,家族の協力がなければ,なかなか思うようには研究に取り組めなくなります.
社会人ドクターを目指す年齢は,募集要項に明確に記載されていませんので,本人のやる気次第でいつでもいいわけです.
しかし,職場や家庭における自分の立場や役割によって,制約を受けることが往々にしてあります.30代だから気軽にOKとか,60代だから遅すぎるとか,単純に数字で判断するのではなく,あくまでも,個人個人の置かれた状況によるということです.
そこで,家庭について考えてみましょう.
独身か既婚かによっても社会人ドクターへの取り組み方が大きく異なります.
独身者の場合,基本的には本人の自由です.婚期が遅れると親が嘆く場合もありますが,それはそれで,うまくコントロールできる話です.ところが,既婚者の場合は家庭がありますから,難易度は上がります.家族サービスの時間はほとんど削られると思って間違いないですから,下手をすれば離婚の危機が訪れるかもしれません.
また,これから結婚をしようと思っている方はさらに難しいです.
仕事と学業の両立だけでも大変なのに,そこに,恋愛まで加わるとどうなるか.当然のことながら,時間が削られてしまいます.人に与えられる一日の持ち時間はどんなに頑張っても24時間です.恋愛という要素を加えた場合,精神的なプラス面はありますが,物理的なマイナス面も発生するということです.これは結婚を意識した年代は要注意です.
ですが,結婚に関係なく,協力を得られるパートナー(理解者)がいるということは,心の大きな支えとなります.恋愛は面倒だとか,マイナスだとか,否定的に片付けるのではなく,安らぎや癒しが得られるものとプラスに感じられれば,良い方向に進むと思います.
3~6年間も非日常的な生活を強いられるわけですから,人生設計と崩壊の危機に葛藤しながらも前向きに頑張る強い気持ちが求められることになります.
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